Outlookのメール下書き作成をPowerAutomateでSharePointリストから行う際に起こる事象
2024.07.31
リストで管理しているメールテンプレートから自動でメールを作成したい。
でも、自動で送信されるとシーンに合わせた細かい修正もしたい。
そんな場合に以下のアクションを使ってPowerAutomateのフローを作成するケースがあります。
・SharePointの「項目の取得」アクション
・Outlookの「HTTP 要求を送信します」アクション

この時、メール本文をSharePointリストの「複数行テキスト」列から作成する際、
「項目の取得」から直接「HTTP 要求を送信します」アクションに接続すると
PowerAutomateでエラーになる場合があります。
・エラー文書:
Unable to read JSON request payload.
Please ensure Content-Type header is
set and payload is of valid JSON format

上記エラーはメール本文が格納されているSharePointリストの「複数行テキスト」列が
「拡張リッチテキスト」になっていることによるものと思われます。
「拡張リッチテキスト」はHTMLフィールドですので、
メール記述アクションの前に「Html からテキスト」を挟んでテキストデータへ変換しておくことで事象を回避できます。

SharePointリストからメールの下書きを自動作成する際、
本ブログの内容を考慮してみてください。
以上