Microsoft 365

SharePoint 製品の正式名称と略称

SharePoint はバージョンによって名前が異なります。私は「モス」が旧バージョンの略称と知らず、会話についていけないことがありました。同じ製品でも人により呼び方が異なるこがあります。

そこで、SharePoint の正式名称、略称、そして通称を分かる範囲でまとめてみました。

SharePoint 製品名称

正式名称(略称)通称
SharePoint Team Services(STS)
Windows SharePoint Services2.0(不明)
Windows SharePoint Services 3.0(WSS/WSS3.0)
Microsoft SharePoint Portal Server 2003(SPS2003)SharePoint2003
Microsoft Office SharePoint Server2007(MOSS/SPS2007)SharePoint2007
Microsoft SharePoint Server 2010(SPS2010)SharePoint2010
Microsoft SharePoint Server 2013(SPS2013)SharePoint2013
Microsoft SharePoint Server 2016(SPS2016)
SharePoint2016
Microsoft SharePoint Server2019(SPS2019)SharePoint2019
Microsoft SharePoint Online(SPO)

表を見てみるとやはりSharePoint 2007の略称「MOSS」は、歴代唯一の「Office」シリーズなので目立ちます。Word やExcel とSharePoint が同じ並びだったのは驚きました。

しかしさすがに無理があったのか、2010以降SharePoint はOffice シリーズから外れました。この時、一般的な略称が「MSS」でも「SP」でもなく「SPS」となったのは、SharePoint Portal ServerだったSPS2003 からの名残でしょうか。確かにSharePoint Serverなので「SPS」も問題ではないですね。

バージョンが変わるごとに名前が変化し、名称も変化してきましたが、すべてSharePoint です。旧バージョンの略称、名称が理解できていれば、相手がどのバージョンの話をしているかがすぐ分かります。覚えておくと仕事もスムーズになりますね。