SharePoint 製品の正式名称と略称
2021.03.09
SharePoint はバージョンによって名前が異なります。私は「モス」が旧バージョンの略称と知らず、会話についていけないことがありました。同じ製品でも人により呼び方が異なるこがあります。
そこで、SharePoint の正式名称、略称、そして通称を分かる範囲でまとめてみました。
SharePoint 製品名称
正式名称(略称) | 通称 |
---|---|
SharePoint Team Services(STS) | |
Windows SharePoint Services2.0(不明) | |
Windows SharePoint Services 3.0(WSS/WSS3.0) | |
Microsoft SharePoint Portal Server 2003(SPS2003) | SharePoint2003 |
Microsoft Office SharePoint Server2007(MOSS/SPS2007) | SharePoint2007 |
Microsoft SharePoint Server 2010(SPS2010) | SharePoint2010 |
Microsoft SharePoint Server 2013(SPS2013) | SharePoint2013 |
Microsoft SharePoint Server 2016(SPS2016) | SharePoint2016 |
Microsoft SharePoint Server2019(SPS2019) | SharePoint2019 |
Microsoft SharePoint Online(SPO) |
表を見てみるとやはりSharePoint 2007の略称「MOSS」は、歴代唯一の「Office」シリーズなので目立ちます。Word やExcel とSharePoint が同じ並びだったのは驚きました。
しかしさすがに無理があったのか、2010以降SharePoint はOffice シリーズから外れました。この時、一般的な略称が「MSS」でも「SP」でもなく「SPS」となったのは、SharePoint Portal ServerだったSPS2003 からの名残でしょうか。確かにSharePoint Serverなので「SPS」も問題ではないですね。
バージョンが変わるごとに名前が変化し、名称も変化してきましたが、すべてSharePoint です。旧バージョンの略称、名称が理解できていれば、相手がどのバージョンの話をしているかがすぐ分かります。覚えておくと仕事もスムーズになりますね。