Microsoft 365

SharePointへの移行でやるべきこと(第1回)

今回から数回に分けて【SharePoint へ移行する際にすべきこと】を書いていきます。

既存システムからSharePointへ移行する際
・多くの課題が残る
・予定した期間内に終わらない
ということがよくあります。
(最悪 “移行プロジェクト自体が失敗する” こともあるそうです・・)

このような状況になってしまう要因として
・準備期間が短い
・すべてSharePointに移行する
・ユーザーとの調整不足(認識齟齬)
・移行検証不足
が考えられます。

移行対象が少なく、仕組みも単純であれば期間が短くても移行できるかもしれませんが、
多くの場合、移行対象データが大量で且つ、多くの部門で利用されていると思います。
(NotesDB がいい例かと思います。)

移行準備期間として多くの日数を確保して
・移行先環境の選定
・運用方針検討
・移行方針検討
・ユーザー調整
などを実行していきます。

移行経験者など有識者からは

「準備期間には移行プロジェクト全体の大半を費やすべき」

という言葉を聞きますが、大げさな言い方ではありません。

準備期間には十分すぎるほど時間をかけましょう。

仮にプロジェクトに余裕が出ても期間を短縮せず、次フェーズの準備に充てるなど、 移行時のリスク軽減も一つの目標としてプロジェクトを遂行しましょう。

「準備期間で何をすべきか」を次回以降投稿していきます。